ファイルを削除する方法を解説します。rm = remove(取り除く)
2通りの方法があります。
- git rm
- git rm –cached
ワークツリーとリポジトリからファイル削除(git rm)
以下のコマンドを実行し、ディレクトリ内のファイルを一覧表示します。=ワークツリー
ls
以下のコマンドを実行し、ファイルの状態を確認します。=リポジトリ
git status
![](https://ootkblog.com/wp-content/uploads/2024/03/git-rm-1.png)
以下のコマンドを実行し、ワークツリーとリポジトリからファイルを削除します。
git rm ファイル名
![](https://ootkblog.com/wp-content/uploads/2024/03/git-rm-2.png)
ワークツリーとリポジトリからファイルが削除されたことを確認します。
![](https://ootkblog.com/wp-content/uploads/2024/03/git-rm-3.png)
ここからは、次に行うgit rm –cachedの動作確認のため、ファイルを元に戻す作業をします。本記事の内容からは逸れる内容です。「リポジトリからファイル削除(git rm –cached)」に飛んでいただいてOKです。
以下の2つのコマンドを実行し、ファイルを元に戻します。
git reset HEAD ファイル名
git checkout ファイル名
![](https://ootkblog.com/wp-content/uploads/2024/03/git-rm-4.png)
![](https://ootkblog.com/wp-content/uploads/2024/03/git-rm-5.png)
ファイルが復元されたことを確認します。
![](https://ootkblog.com/wp-content/uploads/2024/03/git-rm-6.png)
リポジトリからファイル削除(git rm –cached)
以下のコマンドを実行し、リポジトリからファイルを削除します。
git rm --cached ファイル名
![](https://ootkblog.com/wp-content/uploads/2024/03/git-rm-7.png)
ワークツリーにはファイルが残り(削除されていない)、リポジトリからはファイルが削除されたことを確認します。
![](https://ootkblog.com/wp-content/uploads/2024/03/git-rm-8.png)
ここからは、ファイルを元に戻す作業をします。本記事の内容からは逸れる内容です。
以下のコマンドを実行し、ファイルを元に戻します。
git reset HEAD ファイル名
![](https://ootkblog.com/wp-content/uploads/2024/03/git-rm-9.png)
ファイルが復元されたことを確認します。
![](https://ootkblog.com/wp-content/uploads/2024/03/git-rm-10.png)