Amazon EC2(Amazon Linux 2023)にRubyをインストールする方法を解説します。
手順完成までの道のりは以下の記事を参照してください。
EC2インスタンスにログインしたところから始めます。
必要なパッケージをインストール(git gcc openssl-devel libffi-devel libyaml-devel readline-devel zlib-devel)
Rubyをインストールするために必要なパッケージ(git gcc openssl-devel libffi-devel libyaml-devel readline-devel zlib-devel)をインストールしていきます。
以下のコマンドを実行し、インストールされているパッケージを最新バージョンにします。
sudo yum update
以下のコマンドを実行し、Rubyをインストールするために必要なパッケージをインストールします。
sudo yum install git gcc openssl-devel libffi-devel libyaml-devel readline-devel zlib-devel
必要なパッケージをインストール(rbenv ruby-build)
Rubyをインストールするために必要なパッケージ(rbenv ruby-build)をインストールしていきます。
以下のコマンドを実行し、rbenvをインストールします。
git clone https://github.com/sstephenson/rbenv.git ~/.rbenv
以下のコマンドを実行し、「.bash_profile」を編集します。
vim .bash_profile
以下のように編集します。
eval "$(~/.rbenv/bin/rbenv init - bash)"
変更内容を反映させるために、再起動します。(Tera Termを切断して、再び接続します。)
以下のコマンドを実行し、ruby-buildをインストールします。
git clone https://github.com/sstephenson/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build
Rubyをインストール
以下のコマンドを実行し、TMPDIRとしてディレクトリを指定し、Rubyをインストールします。
※カレントディレクトリは「/home/ec2-user」です。
TMPDIR="${PWD}/tmp" rbenv install 3.2.3
画面が変わらないまま10分くらい待つと、Rubyのインストール完了しました。
インストールしたRubyバージョンを有効化
以下のコマンドを実行し、「version」ファイルを作成し、編集します。
vim version
使用したい(インストールした)Rubyバージョンを入力します。
今回は「3.2.3」と入力します。保存して閉じます。
以下のコマンドを実行し、Rubyバージョンを確認します。
ruby -v
正常にRubyバージョンが表示されました。
これでAmazon EC2にRubyをインストール完了です。